あれから10年…
そんなコトバが飛び交う1日でした。
10年前のあの日、当時私は12歳。小学6年生でした。
授業が終わり教室へ向かう階段を上っていたとき。
あんなに強い揺れを経験したのははじめてでした。
一緒にいた友達とみんなで目の前の音楽室に駆け込み
机の下に潜り込んだ。
一階にある職員室から先生が駆け上がってきた。
先生はグランドピアノの下に潜り込みながらみんなに声掛けしてた。
どんなことを言っていたか全く覚えていないけど
とにかく揺れが収まるのをみんなで待った記憶がある。
揺れが激しすぎて
壁を見たら壁が揺れてるし
上を見たら蛍光灯(吊ってあるタイプだった)が揺れてる。
船酔いみたいな感じになってめちゃくちゃ酔った。
揺れが収まって先生の指示にしたがって校庭に出た。
余震もあったし揺れの余韻もあって
ずっと揺れてる気がした。
集団下校をすることになって帰宅してからテレビを見てみると
ニュースは全部地震のこと。
信じられないような光景しか入ってこなかった。
両親は働きに行ってて妹と2人だったので結構怖かった記憶がある。
何度か大きな余震があったとき外に出ると
近所の人が心配してくれた。
人の繋がりって暖かいよね。
あれから(自分には)何事もなく10年が経って
私はいま22歳で社会人3年目を向かえようとしています。
まさか私が美容師をしているなんて当時は想像もしなかったし
いまでも少し信じられない。
10年って何があってもおかしくない年数だし
何をしてるかも想像がつかない年数で当たり前。
当たり前だけどその当たり前を生きてるいまを大切にしなきゃ。
と思える10年のこの時を誇らしく思います。
コロナの蔓延から1年経ちましたが
きっと10年も経てば、あのときは~とか言って経験値にできているはず!!
私はそう思いながらいまを生きます。
10年後。32歳の私は何をしているのかな。
想像がつかないからこそ楽しみです。
遠い未来を生きるために近い未来。
明日、明後日を踏みしめて皆さんと生きていきたい。
なんか、5分も過ぎちゃったし文才もないけど残しておきたいから。